無関心

文化の日の前の夜。22 時過ぎ頃、上の子がおう吐。近くにあったごみ箱の中に吐かせた。 野郎はまだ帰って来ていなかったので、そのごみ箱を片付けおう吐用に袋を用意。するとまたおう吐。その袋を片付け、また次の袋を用意。それを何度か繰り返してしると野郎は帰宅。 「かわいそうに」とだけ言い、晩ごはんを食べに下に降りて行った。 袋を取りに下に子供を抱っこして降りると、楽しそうにテレビを見ながらのお食事中。 「かわいそうに。今日の晩ごはんにあたったのか?」と言われた。ちなみにその日の晩ごはんはカボチャのスープと煮込みハンバーグ。そのままコタツがあるので、そこで寝ることになった。 下の子を一人で上で寝かせるわけにもいかないので、下の子を迎えに私は2階に。 上の子は寝たと思うと、15分ほどすると起きておう吐を繰り返した。野郎は何もせずテレビを見ていた。さすがにそれはまずいと思ったのか「テレビを消すわ」と言ってテレビを切り、部屋の電気も消した。暗い部屋でも上の子は何度もおう吐した。 日付も変わり、2時を過ぎたあたりから落ち着いてきた。「これで私も眠れる」と思っていたら、今度は下の子がおう吐。髪の毛が汚れてしまったのでシャワーに私はつれていった。 テレビの消えた部屋で野郎はスマホ。 心配も手伝う気もなかった。 シャワーで髪の毛を洗い、降りて来ても一言も言わない。 それから下の子も寝たと思うとまたおう吐を繰り返した。その度に私は外のごみ箱に袋を捨て、手を洗う。それでもひたすらスマホの画面ばかり覗いている。 結局私は一睡もできないまま朝を迎えた。いつの間にか野郎は寝ていたよう。外も明るくなってきたので、ごみを捨てに行くついでにスポーツ飲料を買ってきた。ほんの少しコップについで飲ませたら、すぐにおう吐。 朝6時半、祝日なので休日診療を見てみると小児科はなかったので救急に連れて行くことにした。上の子が起きていたので、一緒に連れて行くことにした。一応寝ている野郎に「救急に連れて行く」と声をかけたけれど「わかった」ので一言のみ。上の子は調子はよいようで、病院でも荷物を持つのを手伝ってくれた。ウィルス性の腸炎ということで薬をもらい家に帰った。

なぜこの人は何もしないのだろう? そのくせ人の目ばかりを気にして。